今回は、警備員の24時間勤務に関して、シフトと働き方を紹介します。警備員と聞くと、夜勤もあり大変な仕事と感じる方も多いのではないでしょうか。ただ、働き方によっては、うまく稼げる仕事ともいえます。本記事では、警備員の24時間勤務に関して、警備員のシフトと働き方について紹介します。
24時間勤務の仕事内容と特徴
24時間勤務の仕事内容は、おもに見回りが基本です。24時間の仕事内容と特徴について紹介します。24時間勤務の仕事内容とは
警備員の24時間の仕事内容は、おもに施設の見回りが基本です。施設によって、見回りといっても仕事内容が異なります。たとえば、病院の24時間勤務であれば、病院内の巡回やモニター監視といった業務を担い、必要があれば電話対応を行う病院もあるでしょう。また、マンションやショッピングセンターなどの24時間勤務もあります。工事現場での仕事は、車や歩行者へ工事を知らせる誘導などの仕事も存在します。
24時間勤務の特徴とは
24時間勤務といっても、交代で勤務を行う場合も存在します。24時間起きて仕事を続けるわけではありません。一般的な勤務体制とは異なり、休息時間も勤務時間に含まれる場合がほとんどです。ただ、施設によってはひとりで24時間勤務を行わなくてはいけない場合もあるため、面接の際にしっかり確認することをおすすめします。
24時間勤務がおすすめな方
24時間勤務は、ひとりで業務を行う場合が多いため、コミュニケーションが苦手な方におすすめです。企業によっては、チームで警備を行う場合もありますが、多くはひとりで業務を遂行することがほとんどです。このため、接客業が苦手な方やマイペースに仕事を進めたい方におすすめです。休憩時間や待機時間はある？勤務体系について
24時間勤務として働く場合、休息時間や待機時間は企業によってことなります。24時間勤務の勤務体系について紹介します。24時間勤務の勤務体制
24時間勤務として働く場合、一般的に8時間程度の仮眠や休憩が設けられています。仮眠以外の休息時間も設けられており、うまく休息しながら勤務できるでしょう。ただ、緊急で何か発生した場合はすぐに対応しなくてはいけないため、常に気を張って仕事を進めなければならないでしょう。また、敷地内から外出することはできず、自由に外出できないデメリットもあります。
変動労働時間制
警備員の仕事の多くは、変動労働時間制を設けています。変動労働時間制とは、1週間・1か月単位の労働時間を超えた場合、残業代が発生する制度です。たとえば、1週間単位であれば40時間、1か月であれば177.1時間と定められています。体力がなくても始めやすい職種
24時間警備は、人材不足になりやすい職業であるため、比較的未経験や学歴不問でも採用されやすいといえます。老若男女、どの世代でも働ける職業でしょう。また、施設内巡回はそれなりの体力を必要としますが、基本的には椅子に座っている仕事が多くとびぬけた体力を必要としません。何か問題がないか、チェックする集中力を必要とする職業であるため、体力に自信がない方でも安心して仕事ができるでしょう。
24時間警備のメリット・デメリット
24時間警備は、よい面・悪い面が存在します。24時間警備のメリット・デメリットについて紹介します。高い給与が期待できるメリット
24時間勤務は、仕事が大変な分高い給与が期待できるメリットがあります。24時間警備を目指す人は少ないため、応募したらすぐに採用されるケースも珍しくありません。人材不足から、高い給与を設定して募集を掛けている企業もあります。また、深夜手当を設けている企業もあり、22～5時までの間働くことで昼間働くよりも稼げる職種といえるでしょう。
深夜勤務のためしっかり休日を取得できる
24時間勤務は、深夜に働くため24時間勤務前後には2日間の休日を設けている企業が多く存在します。たくさん稼ぎたい方は、副業として働くことも可能です。休日にしっかり休みを取得する方法や、プライベートを充実させたい方にはおすすめです。体力に自信がある方や、積極的に稼ぎたい方は24時間勤務として働くこともひとつの手段です。
24時間勤務のデメリット
24時間勤務のデメリットとして、昼夜逆転になってしまうことが上げられます。仮眠時間があるものの、ぐっすり眠ることが難しいため生活リズムが崩れる可能性があります。家族場合、子どもとのふれあいは日中となるためゆっくり眠れないといったデメリットが発生することもあるでしょう。このため、24時間勤務を検討されている方は、ライフスタイルとのバランスを考え長く勤務できるかしっかり検討することをおすすめします。
